2004年04月08日

いちろうサンの独り言を読んで

基本的に いちろうサンと意見は同じです。また、すごくわかりやすく自分の意見を説明できるいちろうサンはやはり凄いなと思いました。内容について二点思った事があったのでここで。



「本来「国権の発動たる戦争」は国際法上「外交上の問題を解決するための、外交上の手段」の一つとして認められているものであって、逆説的に言えば、(対話などの)外交努力で済めばそれで良いとも言えるわけです。」

これは見逃しがちですけど重要な点ですね、イギリスでは毎日これについて議論をしてました。ブレアは「ありとあらゆる手を尽くしたが、サダムは大量破壊兵器を作ってしまった、しかも45分以内にそのミサイルを発射する事が出来る」と主張。知ってのとおり、この主張の情報にはかなりの問題があったけれど。
最終的にはサダムをナチと比べて「第二次世界大戦前はこのように勇気ある行動をどの国もとらなかったから、ナチスが力をつけるまで野放しにしてしまった」と主張。この議論自体には問題があると思うけど大事な点ではある。それは「どこまで外交という手段で物事を解決するべきなのだろうか?」という議論。先制攻撃というのもそこのラインの問題ですね。あとスイスの話は君もわかっていると思うけど回りに絶対に戦う敵がいたからこそ成り立ったものだよね。

「外交や国防というものを経済という見地から見れば、このような結論に極自然に至ると思っているんですけどね。」

同感、ただ戦争と経済の話をするときに忘れてはいけないのは軍事産業です。いちろうサンはここで日本という国を受身側として話を進めているけど、逆の場合はどうだろう?アメリカの軍事産業(+武器産業)は国民総生産の20何パーセントとかとてつもない金額です。日本は三菱重工などがアメリカとジョイントでかなり多くの潜水艦やらヘリコプター、戦闘機作ってるし、下請けの町工場にも鉄砲などの部品生産の発注とかもよくくる。軍事産業の科学技術は一般の消費者に出回るテクノロジーの15年先を行ってるとも言われてる、例えると15年前はまだポケベルですら新かった(よね?)その当事に現在の携帯の技術を持っていた感じです(あくまでも例えだけど)。同じ事が医療、科学でも当てはまるとの話。又、アメリカは4年に一度戦争をしなければ経済が持たないとも言われてる。このことからも現在の経済構造が戦争を必要としているのではないだろうか?という悲しい結論に至るのではないだろうか。「経済的に攻められる可能性が低い」「勇気ある行動をとらなくてはいけない」のではなく、「経済的に武器を使わないといけない」「敵を見つけなければならない」という構造になっているんじゃないのかな?とりあえずそういう可能性もあると思います。

以上です。いちろうサン有難う


posted by とうごサン at 21:37| ロンドン ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | イラク関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いちろうサンの独り言(自衛隊について)

高校からの友人、いちろうサン が自衛隊について語ります。次回は とうごサンも独り言ります。


自衛隊について:
あくまでも個人的な思いとして言えば、憲法第9条第2項の「前項の目的を達成するために」を削除して欲しいと思っています。

スイスやスウェーデンがとっているような「武装中立」ではなく、「非武装中立」が個人的理想です。

確かに現状を見る限り日本が自衛力としての武力まで放棄するということは極めて困難でしょう。ですので、私としてはなるべく早急に常設国連軍を作るべきだと思っています。これも現在の国連(汚職まみれ、大国のエゴむき出し)の現状では難しいことではありますが、国家の武装自衛権は、私にとっては個人が銃を所持する権利の問題とほぼ同じロジックで考えています。

相手を命がけで信頼するという「気合」みたいなものが憲法前文と9条の本当の意味だと思います。私はそういうのが好きですね。

国防を実現する要素が武力だけだというのはよくある誤解ですが、本来「国権の発動たる戦争」は国際法上「外交上の問題を解決するための、外交上の手段」の一つとして認められているものであって、逆説的に言えば、(対話などの)外交努力で済めばそれで良いとも言えるわけです。軍事力というのは外交力の貧弱な国家にとってより重要な意味を持つわけです。実際第二次大戦時のスイスの軍事力は、ナチスの侵略を防ぐには全く不十分であったにも関わらず、外交(だけでもないですが)によって自国の独立を維持しています。

一国の安全保障というものは明らかに軍事力だけに頼るものではないと思います。

たとえば東・東南アジアの国の中から、日本を侵略する国が現れる可能性は、一国を除いて実際には限りなく0に近いものです。
なぜならば、日本を占領したところでそうした国々には何も得るものがないからです。

他国を占領してまで国土を必要としている可能性がありえるのはシンガポールしかなく、資本や人的資源・技術的資源に関しては、現代において「占領」という手段によって獲得することはできません。むしろFTAなどの締結の方がはるかに有効な方法でしょう。

明らかに現在の東・東南アジア諸国の経済は市場としての日本抜きには成り立たず、日本を攻撃することは自分たちの首を絞める行為以外の何者でもないということは、各国指導者であれば誰でも知っています。

外交や国防というものを経済という見地から見れば、このような結論に極自然に至ると思っているんですけどね。

ちなみに日本の国防費には「1%ルール(GDPの)」というのが昔はあったんですが、このところはそれは既に死語になって久しいですね。年間5兆円の予算は「日本人の命の値段」としては安いように感じるかもしれませんが、例えば、2000年に(すみません数字がちょっと古いですが、すぐに調べあたったのがこれだったので。)日本が北朝鮮に対して行った食料援助の額は38億円で、防衛予算の0.07%ですね。

以前日米貿易摩擦や湾岸戦争のとき、米国内で「日本は安全をカネで買えば良いと思っている」といった意見がありましたが、
「国民の半数以上が、自身または家族の過労死を心配している」(読売新聞の世論調査)ほどに必死で働いて集められている税金(例えばですが)から出しているお金で安全を買うことに何も問題はないと思います。

う〜ん、ちょっと論点がずれてきてしまった気がするのでこの辺で一度しめますが、とりあえず私にとって自衛隊は「できればあって欲しくない」ものであって、納税者として見た「有効性」の見地からして「必要が無い」組織ですね。



いちろうサンどうも。付け足したい事あれば連絡を。編集します。
posted by とうごサン at 02:23| ロンドン ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イラク関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月06日

カシミールへようこそ・・・

ここブラッドフォードは中東系人口が多い事で有名だ。ローカルショップに行けば多様なスパイスがあり レンタルビデオ屋さんに行くとボリウッド映画を無理やり勧めてくる。外食といえばカレーだしラジオをつけるとインドのヒットチャートがながれる。

俺が住む Cecil Avenue はこれまたさらにパキスタン・カシミール系の住民が多い、軽く90%は越えるだろう。よって俺はイギリスに住みながら カシミールにいるような錯覚に陥る事があるというなんとも意味不明な日常をおくっている。

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この家の持ち主 Mr バティー (写真)もそんなカシミール系イギリス人だ。彼は中年太りを気にする6児の父。ある日なんぞ、道端で彼と立ち話をしていたら急に
「それにしても、調子に乗ってつくりすぎたな〜」
と いかにも困ったように言うものだから俺は
「何をそんなにつくりすぎたの?」
と聞きなおした。そうしたら彼は一言(明日を眺めながら)

「・・・子供」

「(爆笑)」「(爆笑)」

そんな1キロ離れたジムまで車で行くお茶目な彼の家は今大変な騒ぎだ。息子、娘は皆10代・20代。その娘の一人が今週の土曜日に結婚をするのだ。

映画のモンスーン・ウェディングと言うのを見た事があるだろうか?とても面白い映画だから是非見てもらいたいのだが、今近所はこの騒ぎ(規模をずいぶんと下げた)。昨日の夜も急にドラムの音が聞こえたと思ったら花火を打ちまくるしカメラで撮影してるし、ここはもう一緒に騒ぐしかない。土曜日には俺も招待されてるから今から楽しみ。

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posted by とうごサン at 18:54| ロンドン ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Bradford | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月05日

激化するイラク

ここ何日かさらに状況が悪化しているような気がする。アメリカ人の残虐な死がメディアで報道されるなど、本当に悲しくなる話ばかり。

アメリカを始めとする各国の政府には何度となく失望したけれど、今日の新聞でもまた。

The Bush administration has received a warning from two senior senators that Iraq faces the possibility of civil war. (BBC News UK edition. Monday, 5 April, 2004, 08:22 GMT 09:22 UK)

要するに、アメリカを筆頭とする連合軍が予定通りに撤退をすればイラクは内戦状態に陥る恐れがあるとの報告をブッシュが受け取ったらしいのだ。

この内容に異論ない 俺もそう思うし。ただ 今頃そんなことに気がついてどうするの?と言いたくなる。

イラクの戦争が始まる前からこの事態を予測してた人は5万といる。権力構造はすんなり変わるはずがないし、変えたとしてもそれは暴力を持って変わる例のほうが圧倒的に多いからだ。民族同士の対立も歴史をさかのぼるし、反アメリカ感情も根強い地域だ。

すんなり、ハイ負けました 今まの私達が悪かったです あなたに従います ってなるとでも思ったのか・・・・・・思ってそう。

これは西の悪い癖だ。投票箱を設置すればいいと思っている、サダムを捕まえればいいと思っている、オサマを捕らえればいいと思っている。そういう考え方をしてそうな人間に権力を持たせていいはずがない。戦争をチェスのゲームと勘違いしているからだ。俺は駒ではない、相手も駒ではない、俺達は人間だ。

こんな事を主張してる自分が悲しくなる。
posted by とうごサン at 20:36| ロンドン ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | イラク関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月04日

スリランカ選挙2

クマラトゥンガ大統領派のFreedom Alliance 「自由連合」(47%)が、ウィクラマシンハ首相派のUnited National Party「統一国民党」(39%) を抑え、第一党になりそうだ。大統領派はすでに勝利宣言した。

早くも平和交渉が崩れるのでないかとの報告を各新聞で取り上げている。いや〜な感じ。

不安要素

其の一

大統領派は首相派の平和交渉を非難して今回の選挙に挑んだ。ちなみに首相はノルウェー(中立国としてスリランカの平和交渉を推し進めていた)とともにタミル側と交渉をし2002年の停戦まで持ち込んだ人。その後は数々のプロジェクトを立ち上げたけれど、紛争によって出来た溝はなかなか埋めることが出来なかったらしい。今後ノルウェーの代表が歓迎されない環境になって行くかもしれない。

其の二

長く続く停戦にもかかわらずタミル人にとっての状況が改善していないというフラストレーションにより北側と東側でタミルが分裂している可能性が高いとの報道が選挙前にもあった。ということは平和交渉をする上で焦点が合いづらくなり交渉の意味自体に疑問が残ってしまう。なぜかというと、内部分裂をしている組織の上層部と交渉してもそこで決めた内容に全体が沿ってくるとはかぎらなくなってくるからで、この場合見えない敵と戦っているテロ戦争の傾向にさらに偏る恐れがある。

其の三

選挙の報道で民衆にインタビューしたさいのコメントにポジティブな発言がほとんど見られないという事。75%の有権者が投票したとのことだが、不満があり投票したというのと希望を持って投票をしたというのとは大きな差がある。民衆の中には「平和は何も作り出さない、何も改善しない」とのコメントすら・・・。

其の四

アメリカを始めとする国々のテロ組織に対する強硬姿勢が今回の選挙結果にも影響しているとされていて、大統領派は国際社会からもLTTEに対する武力行使の支持を得られる。しかしこうなってしまったら泥沼化する可能性が高い。前にもふれたが、海のすぐ向こうのインド南部からのテロ活動は比較的楽に出来てしまう。


不安要素ばかりあげてしまったけれど、前向きな活動も多く行なわれてる。内戦中、停戦後とずっと平和(維持)活動を行なってきたNGOは数多くある。今は彼/女が作り上げた人の繋がりに期待するしかないのかもしれない。あと ノルウェーにももう一頑張りしてもらわなくては。話は少しずれるけど、ノルウェーという国は本当にすごい、ノーベル平和賞の本部があるだけはある。
posted by とうごサン at 15:27| ロンドン ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | スリランカ情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月03日

スリランカ選挙

金曜日に行なわれたスリランカの選挙結果が今日あたりわかるはずだ。

なぜスリランカ?と思う人もいるかもしれない。しかしこの選挙の結果次第でまたもや紛争が勃発するかもしれないという状況なので少し。

スリランカはインド南部に浮ぶ、シナリーズと呼ばれる仏教を主に信じる人たちがマジョリティーの島だが北部から東部(主に)には少数派のタミル族も住んでいる。

紛争とはこのシナリーズが権力を握る政府とタミルの武装集団(LTTE)との間で起きている(民衆から自然発生した衝突した例もたくさんある)。しかし簡単に省略すれば、政府(シナリーズ)の政策にたいしての少数派の不満がこの紛争の原点にある。また、地域レベルでみると インド南部の人たちは実は同じタミル族ということもあって紛争中インドからの支援は大きな役割をはたした。

シナリーズはよって自国ではマジョリティーだが、地域で見るとマイノリティーという見方も出来る。少数派のタミルに対して厳しく反応するのもわからないでもない。

LTTEは数年前の停戦から政治という武器で戦う事を公言しているが、今回の選挙にいたるまで民衆の間でのいざこざは続いてる。

選挙結果がどうであれ、数日たたなければその「意味」ははっきりしないかもしれない。ただ非常に不安定な状況であることには変わりない。
posted by とうごサン at 10:16| ロンドン | Comment(0) | TrackBack(0) | スリランカ情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月02日

頑張れ教職員!

君が代不起立で処分 東京、180人前後か

東京都教育委員会は30日、臨時の委員会を開き、今月都立学校であった卒業式の君が代斉唱の際に校長の職務命令に従わず起立しなかった教職員の懲戒処分を決定した。

共同通信 [ 03月30日 12時40分 ]


俺は180人前後の都立学校教師がこの馬鹿げた法律に対して明確な反応をしていることに少し安心した。君が代の問題は「教育とは何か」と言う問いを投げかけているのだ。教職員が反応しなければ誰がする?

日の丸と君が代、双方とも国のシンボルとしてはもう定着しているが都のお偉いさん達は満足いかないらしい。若者は日本文化離れしているから?それが原因で秩序が乱れているから?

笑わせてくれる。

文化とは常に変化していていくものだ。そんな当り前のことを認められない人達。「最近の若者は・・・」から始まる年配方のぼやき、これと同じ言い回しを古代ギリシャ人も使っていた。日本独自の文化と言うものは常に外からの影響をうけ変化してきたものだ。

しかし多くは自分達の知っている「常識」も実は変化してきたモノだと考えられないのだ、だから間違った事を平気で言える。「若者の日本文化離れ」と言うのはあくまでも偏ったものの認識でしかない、正しくは「若者の考え方が違う」だけで日本文化とは関係ない。海外にいるとよくわかる、日本文化は常に変化していながら根強く独自の色を持って存在してるから。

今回の国歌国旗の法律化の背景には年配方の恐れの感情が隠れてる。しかもこのジェネレーション・ギャップを簡単だが意味の無い方法で訂正しようとしてる。たちの悪い 変化のない保守とはこの事だ(保守とは本来そういう意味ではないのに)。

法律で決めたからって、何も変わらない。逆に溝を深めるだけだ。本当に日本の未来の事を考えるのならば、きちっとした歴史の教育や日本文化の教育にもっと力を入れればいい。法律にしなくても日の丸、君が代どっちも国民が誇りをもって認識できるようになるのが最終的な目標ではないのか?

文化とは一人一人の想像力によって作り上げられるもので、けして押し付けられるものではないはずだ。教育人はそこのところよくわかっていると・・・思う。

生徒が起立しなかったり、式場に入らなかったりした学校が一部にあり、都教委は原因を調査している。(共同通信)

都の教育委員会はわかってないらしい。
posted by とうごサン at 05:27| ロンドン ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月31日

チベット(ナムツォ)

平均標高4000メートル以上、世界の屋根と言われアジアを代表する数々の大河(インダス川、黄河、メコン河など)が生まれる地。そんなチベットに行った事がある。

そこで見たもの聞いたものすべてが自分の心の特別な部分で静かに眠っている。

それがこの前 ふとした拍子で蘇った。あの時と同じような月がでていたのだ。耳に当たる冷たい風の感じも似ていた。感覚器官すべてで吸収した記憶というものはやはり全身の感覚からにじみ出てくるものなのかもしれない。目の前に情景が浮かぶ


ナムツォ


チベットの首都ラサから数時間、凸凹道をジープで移動。峠を越えればそこは隔離された都市からさらに隔離された広大な土地が現れる。そこにナムツォはある。標高4800メートル、木は生えておらず周囲を雪山が囲う。聞こえるのはとどまる事を知らない風の音と湖の音だけだ。

ナムツォは巡礼地にもなっていて五体投地をしていたチベット人の他、岩穴を利用したとても小さい寺院や、夏の期間だけ滞在する人々の住まいが数箇所ある。初春に一泊2日で行ったのだけれど、泊まった部屋は外気温と変わらないぐらい隙間風が入ってくる小屋のようなところだった。

そこで見た夜がすごかったのだ。

昼間あれだけ耳元を騒がしく通り過ぎていた風は夜空に溶け込むかのように滑らかで、目の前に広がる湖の音も不思議と聞こえてこない。月明かりに照らされた雪山は空気の層を越えすでに宇宙の一部となり青白く浮かび上がっている。

あまりにも 静かで 広大で 完璧で、 俺は動けなくなり自分を見失いそうになる。地球という空間を知り、宇宙の広さに圧倒され、そして自分が立っている「一点」を感じる。自分という物が存在する確たる地盤が見えなくなり恐怖を覚える。ここはまだ神々が存在する場所なんだ。

不思議と人々で賑わう町や都市を想像した。
なんて凄い物を人間は作り上げたのだろう。
そしてなんて地球は凄いのだろう。


「あそこ」と「ここ」は繋がっている  思い出し感じる事が出来たのだから・・・

なんだか嬉しい
posted by とうごサン at 12:35| ロンドン 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | Bradford | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月30日

センチメンタル

海外に来てから何回の出会いと別れを経験したことか・・・。

人間一人になると気がづく事がある。それはどんなに強がっても一人では生きていけないということ。心のより所というのもは映画の中の情熱的な恋みたいなものではなく、身近にあるつまらない一時だったりすると言うこと。自分と言う人間がいかに小さいかということ、また同時に自分と言う人間には限りない可能性があるということ。

人は俺のことを、「地球のどこに行っても暮らせていける」と表現する。確かにそうかもしれない。健康以外はほとんど心配する要素はない。しかしそれは自分と言う人間の評価としては考えていない。俺ほど家族や友人に恵まれた人間は少ないのかもしれない、だからこそ胸を張ってどこにでもいける、どんな人とも接することが出来るのだ。

先週 心の通じ合う友達が家によってくれた。サリーファはこれまたすごく仲のいいペダーと言うノルウェー人の彼女で南アフリカ出身だ。

3人の仲はかれこれ4年もさかのぼる。ペダーと俺は大学一年の時同じクラスで寮は違うものの気がついたら毎日のように一緒に飯を食べたりパブに行ったりしていた仲で、サリーファはその時同じ学部の院に居て俺とはパブで何回か会ったりして仲良くなっていった。ある日このペダーとサリーファが俺の仲立ちで知り合い今に至っている。

俺は大学一年を終えた後インドに数ヶ月行く事になりその間関係は一事途切れたものの、大学に戻りこの二人ともう3人と家をシェアする事になる。

現在ペダーはノルウェーの実家で農業の仕事と勉強をしている。そしてサリーファはアフリカ女性の生活実態調査の仕事を終え、数ヶ月ペダーの実家に居候をしながらビザが切れるまで就職活動をしていた。ブラッドフォードの家に寄ってくれたのはそのノルウェーから南アフリカに帰る途中の事だ。

今年の夏ペダーの実家に一ヶ月ほど居候する予定だから彼とはまた会えるけれど、サリーファとは今後いつ会えるかわからない。

黒人、白人、黄色人で構成される俺達はよく自宅でも公共の場でも人種差別用語でふざけあっていた。人間信頼しあう事が出来れば現在の法律の半分以上は必要ないのかもしれない、国境なんて無いほうが幸せなのかもしれない、そう思わせてくれた関係だ。

また、この二人や他に気の合う人々と会うたびによく思う。

ニュースで流れる紛争、飢餓、貧困や事故に巻き込まれた/ている人たちに、このように通じ合うポテンシャルがあるということ。

平和学という学問の勉強は絶対に必要だ、でも世界が平和になるには本から得る知識でないこのような「生」な繋がりが必要だ。一人の人間がもう一人を「悪」としか表現出来ないような関係からは何も生まれない、破壊ばかりだ。

目の前にどんな隔たりがあろうと、何百キロ、何万キロ離れていようと一度理解しあった人間同士は身近にその存在を感じる事が出来る。また逆にどんなに近がろうがまったく存在を感じない事も可能だ。

俺は身近に感じれる人たちが世界にいる。そしてそれが平和を願う力となる。そしてこの力はどんな障害や距離をも越えて存在する。

Norway
posted by とうごサン at 09:39| ロンドン | Comment(2) | TrackBack(0) | Bradford | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月28日

サマータイム is here

Sleepy Britain 'wants hour back'

Most Britons would rather have an extra hour in bed than putting the clocks forward, a poll suggests on the eve of British Summer Time

(BBC News UK edition Saturday, 27 March, 2004, 14:48 GMT)

時計の針を一時間早める時期がやってきました。そう、サマータイムです。日照時間が長くなってきた証拠でもあるが、冬時間に変わるときは一時間得した気分になるからまだいいものの夏時間に変わるときは一時間損するという、なんとも微妙でややっこしいシステム。

という事でオンライン・バンクのカフート(cahoot)が世論調査を行なった。

「政府がもし一時間余計に時間をくれたらどうする?」

この問いに世論の約50%が「もっとゆっくりする」というありきたりな返答。また30%以上は「もっと寝る」との回答。これまた共感できる常識ある回答。

でも一つだけ変わった回答


それは


「セックスする」(約30%)

・・・・・・

ストレート過ぎるなぁ もう(・ー・;)

春だからですかねぇ、関係ないか。

しかも、よーく見たら

Regional differences emerged in the poll [too] showing 69% of Londoners would chill out for an extra hour while 40% in the North West would rather have sex.

NORTH WEST って・・・・ここじゃん!!

明日はストレス溜まった人間ばかり?

家で静かにしてよ(苦笑)
posted by とうごサン at 11:08| ロンドン 🌁| Comment(3) | TrackBack(2) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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