2004年10月27日

■流れ星

星と夜景が重なる
そんな場所に行った事があるだろうか

遠く人間の息遣いは確かなるザワメキを放ち
それを見守り包み込む輝く闇 厳しくて

双方のやりとりは やがて宇宙の鼓動となり
秋虫は私に「参加せよ」と促す



月と森が重なる
そんな場所に行った事があるだろうか

暗闇を好む森林は山々の肌を覆い隠し
それを見守り包み込む月の光 優しくて

双方のやりとりは やがて宇宙の鼓動となり
焚き火は私からの挑戦状




私達は皆ちっぽけで
目先の利益に縋るだけ



見るも見ないも私達で
答えは空にきっと在る

行くも行かぬも私達で
答えは勇気にきっと在る

やるもやらぬも私達で
答えは私たちの中に在る


posted by とうごサン at 02:59| 大分 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月23日

■今

坂ヲノボリ
坂ヲクダリ

人ト云ウ物ハ 進ムノサ

ワライ カナシミ ナキ
ソシテ ナヤミ マタワラウ

道ハ果テシナク 続クノサ


左ヲ見タラ 海ガ在リ
右ヲ見タラ 山ガ在リ

後ヲ見タラ 道ガ在リ
前ヲ見タラ 道ガ在リ

困ツテ 上ヲ見上ゲタラ
空ガ在ツタ


道ハ果テシナク 続クノサ


呼吸ヲ整ヘ マタ歩キ出シタ
posted by とうごサン at 14:13| 大分 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月01日

■我ふと思う

徹夜は嫌い、でも前世は違う星の住人だったらしく一日30時間というのがこの体にとって一番よろしいみたいです。地球の回転に逆らい、木や高層ビルと共に日々風に向かって突き進んでいるというわけです。

即身仏について考えました。暗闇の中、自ら死へと追い込むその志に時代を超え心動かされます。彼らが求めていたのは真実かそれとも真理か・・・。しかし私にとってその違いはあまり重要ではありません。宗教を持たない人間としてその違いを見極める事は現段階では不可能なのではないかとも思っています。

数学の証明も少しずつ解いていく過程がなければ答え自体に意味がないのです。そして私は探求するというその志が現代社会に少しかけているのではないかと思うのです。地球の回転に逆らい、木や高層ビルと共に日々風に向かって突き進んでいるというわけです。

自分という人間が望む人間と本当の自分は常に変動しています。二つが交ざる「点」はぼやけているのです。まるで乱視と近視が合わさったかのように。人間というものがそもそも不幸な生き物なのか、それとも自分だけなのか。

常に何かを恐れ怯えているようでもあります。暗闇にではありません、焦点が合った時に見えるモノ、それが作り出す世界を見ることを怖がっているのかもしれません。

人の心の変化には限りはなく
そのはたらきにも限りがない

汚れた心からは、汚れた世界が現れ
清らかな心からは、清らかな世界が現れる


この言葉に触れると私の心はザワメキ、点をかするのです。侵されているのかもしれません。ただの寂しがりやなのかもしれません。地球の回転に逆らい、木や高層ビルと共に日々風に向かって突き進んでイナイのかもしれません。

これには続きがあります。

汚れた心からは、汚れた世界が現れ
清らかな心からは、清らかな世界が現れるから

外界の変化にも限りはない



点はかするから価値があるのです。やはり侵されているのかもしれません。私は自分の醜い部分も、他人の醜いと思われる部分もひっくるめて、それでも清らかな世界を信じ願い続けるのです。そして他人もそう思えるよう、争いごとの少ない世界を夢見るのです。

地球の回転に逆らわず、木を育てビルを建て、そしてひたすら歩くのです。


これが自分の探求なのです。
posted by とうごサン at 13:41| ロンドン ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月17日

■なぜ戦争は起きる?

"More than a rational calculation of interests takes us to war. People go to war because of how they see, perceive, picture, imagine and speak of others; that is how they construct the difference of others as well as the sameness of themselves, through representation. From Greek Tragedy and Roman Gladiatorial spectacles to the futurist art and fascist rallies, the mimetic mix of image and violence has proven to be more powerfull than rational discourse."

“理性的に計算された利益以上の「何か」によって私達は戦争を行なう。その「何か」とは他の民の事をいかに見、感知し、描き、想像し、そして話すのか、という行為だ。 要するに、「他人」が「いかに表現されているか」によって自身との共通点や相違点を組み立てる行為、それによって人々は戦争を行なうのだ。ギリシャの悲劇やローマの剣闘士の観点から未来的芸術及びファシストの集まり、どれにおいてもイメージと暴力の模擬的組合せは理性論より多くの場合効果的であると証明されている。”

(Der Derian. J 2004)


要するに何だろう、俺達はプロパガンダの塊。それ以上でもそれ以下でもない。よってイメージ戦は重要になってくるという事。ブッシュが大統領選で$20ミリオンをメディア広告につぎ込んだ、二週間後には世論のブッシュ支持率が10%以上向上。

アメリカよ、単純明快でよろしい!!(苦笑)

しかしバカにはできない、日常の中で知らず知らず形成される「イメージ」の力は本当に強いからだ。しかも当人達は気付かないと、なんともたちが悪いものだ。

そこでお隣さんの北朝鮮を思う。


日本では金さんの事を連日「非情だ」「異常だ」「独裁者だ」とメディアで報道する。

北朝鮮では日本を「非情だ」「異常だ」「独裁者の手先だ」と報道する。


「海外からみてると日本は悪い方向に進んでいるような気がしてならない」←曰くドイツ留学中の友人。俺も同感。貴方はどう?
posted by とうごサン at 15:35| ロンドン 🌁| Comment(4) | TrackBack(2) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月12日

■宮沢賢治


    雨ニモマケズ

  雨ニモマケズ
  風ニモマケズ
  雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
  丈夫ナカラダヲモチ
  慾ハナク
  決シテ瞋ラズ
  イツモシヅカニワラツテヰル
  一日ニ玄米四合ト
  味噌ト少シノ野菜ヲタベ
  アラユルコトヲ
  ジブンヲカンジヨウニ入レズニ
  ヨクミキキシワカリ
  ソシテワスレズ
  野原ノ松ノ林ノ陰ノ
  小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
  東ニ病気ノコドモアレバ
  行ツテ看病シテヤリ
  西ニツカレタ母アレバ
  行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
  南ニ死ニサウナ人アレバ
  行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
  北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
  ツマラナイカラヤメロトイヒ
  ヒドリノトキハナミダヲナガシ
  サムサノナツハオロオロアルキ
  ミンナニデクノボートヨバレ
  ホメラレモセズ
  クニモサレズ
  サウイフモノニ
  ワタシハナリタイ

             
             宮沢賢治


国語の成績がかなり下のほうだった俺が言うのもなんだが、いい作品はふれるたびに形や色を変えて心に残るものだ。これはそう言う数少ない作品の一つだと思う。

                
                 今回はどう残った?

posted by とうごサン at 21:50| ロンドン ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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