2004年11月19日

■武器輸出3原則緩和

政府は18日、事実上すべての武器の輸出を禁じている武器輸出3原則について、(1)日米か、米国を中心とする多国間の共同開発・生産(2)テロや海賊対策などを支援するための国際協力――にかかわる武器については3原則の対象からはずす方針を固め、与党との調整に入った。来月初めまでに閣議決定する新たな防衛計画の大綱に盛り込むか、同時に発表する官房長官談話でこうした方針を明らかにする方向だ。日本政府が守ってきた武器禁輸政策を大幅に変更する内容だけに、野党の反発は必至で、論議を呼びそうだ。 Asahi.com


ここ数ヶ月ずっと気になっていた事だ。
多くの場合「完全に反対」するということがあまりない自分ではあるけれどこれだけはいかなる理由であれ賛成できない。日本は今の状態で十分に武器産業の一部をなしていてそれ自体に問題があるのに、それを強化するのは問答無用だ。

ちなみに日本の技術者が過去に開発した武器(戦車やら戦闘機など)は各国が喉から手が出るぐらいほしがっている。それだけ優れた武器を日本はすでに数十年前から作ってきているし、所持している。

安全というものをどう保障するか。問題はそこだが、武器産業に力を入れるその方向は答えでは絶対ない。軍事産業がアメリカの経済の大部分を占めているがためにあの国は4年に一度は戦争をせざるをえない状況に陥っている。日本ももちろんそれに加担しているが今はまだ一歩引いた状況にある。


合理的に考えてくれ
自ら二進も三進も行かない状況に陥る必要性がどこにある


posted by とうごサン at 09:26| 大分 ☁| Comment(2) | TrackBack(3) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月18日

■ブッシュ政権再選についての各国メディアの社説

今日購読しているガーディアン・ウィークリーに面白い記事があったので載せます。
ちなみに訳は適当(うそは言っていないつもりですけど)なのでご了承を、今日も徹夜明けなので間違えていたらそのせいにします(逃)

各国の大体の捉え方が見えてきて面白いですね。
今思ったんですが、一言つけたほうが面白いかもしれません。ということでつけます、では・・・

◆Daily News Editorial, New York

You are more then entitled to call that mandate. But…remember that almost half of America angrily, desperately wanted you turned out


訳↓
あなたには命令を与える資格がある。しかし・・・アメリカのほぼ半分が怒り必死にあなたを落選させたかったことを忘れるな。

注>確かNYTはケリー指示出してましたよね、デイリーもそうだったんでしょうか。


◆Daily Telegraph Editorial, UK

…it ought to be a wake-up call for those European states - above all Germany and France - which have held aloof not only from the liberation, but also from the reconstruction of Iraq…The country [Mr Bush] leads is diverging from Europe: it is younger, more self-confident, more diligent, more democratic and, in short, more conservative. Europe must come to terms, not only with Mr Bush, but with the country that elected him,


訳↓
... これはヨーロッパの国々に対する警鐘として捉えるべきである- とりわけイラクの開放だけではなく復興の関与も遠ざけたドイツとフランスにとってだ、... [ブッシュ氏]がリードする国はヨーロッパからこれからそれていく: 彼らは、より若く、より自信があり、より勤勉であり、より民主的であり、そして簡略してしまえば保守的である。ヨーロッパはブッシュ氏はもとより彼を選んだ国と折り合わなければならない

注>いかにもイギリスといったコメント。ユーロ・ヨーロッパ連合に対して微妙な立場をとり続けるようです。でも非常にいい点ついてると

◆Christian Wernicke Suddeutsche Zeitung Germany

The Europeans will remain in the meantime what they are: at best useful back-up troops, at worst awkward troublemakers…Europe must find the will and the means (including military) for a stronger role


訳↓
ヨーロッパは現在の姿を保つであろう: あるときは有用なバックアップ軍隊、そしてあるときは最も悪く扱いにくい厄介者という姿だ...ヨーロッパは、より強い役割のための意志そして手段を(軍事を含む) 見つけなければならない

注>この皮肉っぷりがドイツっぽい。ちなみにこう言う時やっぱりフランスのほうが面白いコメントをすると思うのは自分だけか?ちなみにフランスのは載ってませんでした(これイギリスの新聞なので)。

◆Maariv Editorial, Israel

In the second term, [Mr Bush] will plan how to enter history. To do this he needs to exit Iraq honourably, defeat terrorism and calm America. It seems he cannot do all this alone. Mr Bush will have to reconcile the world, satisfy Europe, and prove to the Islamic world he didn’t declare a crusade against it. the required price for all this is simple: pressure on Israel.


訳↓
第2任期で[ ブッシュ氏]は歴史にどう残るかという事を考える。それを実現させるには彼はイラクを立派に出る必要があり、テロリズムに打ち勝ち、又、アメリカ国民を落ち着かせる必要がある。彼はこれらすべての事を一人で成し遂げることは不可能だろう。ブッシュ氏は世界を和解させ、ヨーロッパを満足させ、イスラム教の世界に聖戦を仕掛けたのではないということ証明する必要がある。 これらの清算は簡単である;イスラエル共和国に圧力をかければいいのだ。

注>この中で一番興味深かったのがイスラエルのこの記事。非常に現状を捉えているのか、もしくはナショナリズムにつながっているのか・・・。ただ「歴史にどう残るか」ということにブッシュ政権がこだわるかどうかという点は疑問。ミッション・スターヲーズの完成を急ぐという手ももちろんある。

◆Nation Editorial, Pakistan

The only hope is that a second Bush administration will be more concerned about its legacy, and will use its remaining four years to tackle with greater realism and justice the trouble spots it has itself created.


訳↓
唯一の希望は第2任期 ブッシュ政権がその痕跡についてもっと考慮し、残りの4年を自身が作り上げた問題点をより大きい現実主義および正義によって取り組むことに使用するということだ。

注>自国民と政府とのことを意識した発言でしょうか、一言一言選んで書いている印象うけます。


◆Kenya Times Editorial

Issues relevant to Kenya and Africans - which include Africa’s troubles with Aids, poverty and general backwardness - cannot be expected to rate top of [the] US agenda; it did not matter who [won]. Neither Mr Bush nor…Mr Kerry spared any time to talk about this continent, even in passing.


訳↓
 アフリカの悩みであるエイズ、窮乏および一般的な後退というものが含まれている、ケニヤ及びアフリカ人に関連した問題が- 米国の協議事項の上のほうに評価されることは期待できない; 誰が勝つのかは重要でなかった。ブッシュ氏でもケリー氏でも 通りすがりにですらこの大陸のことを話すために時間を割くことはないだろう。

注>ブッシュ政権はアフリカにそこそこ投資しているようなイメージがあったのは自分だけでしょうか。全体的に悲観過ぎるのでは、ケニヤよ。すごくわかるけどさ


◆Emad Omar Al-Akhbar, Egypt

The Americans preferred security to bread, yet they paid no heed to the fact that by invading Iraq, Mr Bush did weaken his war on terror [as well as] smearing the image of the US [for] friends and foes alike. By accepting Mr Bush’s message, the majority of the US people proved that the US has turned from the land of dreams to the land of fears.


訳↓
アメリカ人はパンより安全を選んだ、しかしイラク侵入によってブッシュ氏がテロ戦争に対する彼の力を弱めたという事実や、そのために敵と味方双方がもつ米国のイメージに泥を塗りつけたということにも注意を支払わなかった。ブッシュ氏のメッセージを受諾することによって、米国の人々の大半は米国が夢の土地から恐れの土地に変わったということを証明した。

注>エジプトお構いなしです。相当国民は怒っているのでしょう


◆Siyasat-e-Ruz Editorial, Iran

The victory of Mr Bush proves that the people in America are interested in unilateralism, aggression and violation - and they don’t understand that the spectre of Bin Laden is made by the US itself.


訳↓
ブッシュ氏の勝利はアメリカの人々が一方的軍備撤廃[軍縮]論 、侵略及び侵害に興味があるということを証明した、そして彼らはビン・ラディンの幽霊は米国自体から生まれているとのことを理解していない。

注>イランも単純明快で立場がはっきりしている。一昔の事もあるし、フセインのことをあえて避けたようなきが
posted by とうごサン at 20:00| 大分 ☔| Comment(76) | TrackBack(6) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月15日

■由布岳

徹夜でレポートを書き上げあまりにも天気が良いものだから出かけることにした。目指すはここらで一番高い由布岳、温泉で有名な由布院を見下ろすように聳立する標高千五百八十四メートルの山だ。

当初は無理のないように途中で引き返すことも頭に入れておいたが、どうも性格上やり始めると止まらないらしい。途中登って行く人たち、下って来る人たちと言葉を交わしながら約一時間半で分岐点に到着。そこから山頂は15分。勧められた西側を選び山頂へ。

九州の大地を360度眺め深呼吸をする。世界はこんなにもデカイがここに一人山頂にたつ人間がいる。「九州よ!これからも宜しく!!」そう心の中で叫んだ。


いい一日だった
posted by とうごサン at 17:44| 大分 ☁| Comment(2) | TrackBack(7) | 九州大分 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月11日

■アラファト死去

アラファト議長が亡くなったとの情報が入ってきた。

ハマスに次ぐ新たなる権力攻勢の動きが本格化しそうだ。考えてみたらこの数ヶ月で中東の重要人物(反イスラエル・反アメリカの)が次から次へと姿を消している、新たなる世代が動き出しているのかもしれない。

こういう時期は何が起きるかわからない。中東全体にある個人個人の「想像力」がフル回転しているからだ。社会は何らかの答えを出そうとしているのかもしれない。

協調か対立か?

民衆と同じビジョンを描けるそんな人が出てくるはずだ。


そしていかなる状況であれ 民衆は平和を願う・・・そう信じたい
posted by とうごサン at 14:56| 大分 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

■ラマダン

前回、耶馬渓の投稿で「植物が育つ土に手を添えれば、食卓に出る料理は世界一になる」と締めくくったけれどもここでもう一つ誰にでもできる料理を何倍も楽しむ方法というのがある。それは「断食」をすることだ(爆)

現在イスラム圏はまだラマダン このことを知っている人は結構多くいると思う、それを示す一つの行事というのが断食だということもよく知られている。今回はその話。

実は今年でラマダン3回目だったりして(笑)でも自分はイスラム教徒ではないのでご了承を。豚肉、牛肉、鶏肉、何でも大好きだし酒も飲む。魚も好きだし野菜もすき。料理を作るのが好きで、作られるのも好き。

こんな自分でありながら何故?

そもそもイスラム教徒の友達が「断食は、普段から当たり前に食べている食事を一時的に断つことで、それによって食べるという行為に感謝をするという気持ちを思い出させてくれるんだ。しかも今飢えている人々の生活を少しだけ垣間見る事ができる」と言ったのが始まり。この言葉に動かされた自分は「ならば」と試したと言うわけ。
しかしこれ、予想以上に辛い。いや本当に、毎日必ずといって後悔の連続。やはり水分を摂れないというのが一番きつい。朝起きるのが大変だし。しかも日が沈み、解禁の時間が迫ってくると食べ物のことしか考えられなくなって、結果、夕飯は大盛り。それでは全然意味無いと思われるかも知れないけれど、自分がいかに「お腹が空いた」⇒「食べる」、「喉が渇いた」⇒「飲む」という事を普段何気なく繰り返しているのかがわかっただけでも収穫はある。しかも飢餓という現象をやはり少し身近に感じることができるのだ。

一つ前の記事に「戒め」と書いたけれどこれもまた同じ類で少し性格疑われそう。でもよく言われる「人類皆兄弟」、弟が飢えているのを見ながら兄はお構いなし、そりゃないだろ?

ラマダンは残すところ3日。ファルージャの人々はどうしているのだろうか?非常に気になる。今週の土曜日は普通なら祝うところなんだが・・・。
posted by とうごサン at 03:14| 大分 ☔| Comment(20) | TrackBack(16) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月09日

■世界報道写真展2004 by WORLD PRESS PHOTO

世界報道写真展
世界報道写真展イラク


ここのキャンパスでワールド・プレス・フォト2004年が開かれていた。実はワールドプレスが毎年出している写真集はいつも偶然に見る機会があって今回が初めてではない。毎年同じ印象を受ける。

衝撃的で、悲しくて、自分には何もできないという悔しさが込み上げてくる。

この世界が少しでも今より平和になるために、多くの人間が時間を割いて研究をし、汗を流しているのに。毎年同じ印象、やはり少し嫌になる。

はっきり言ってこの写真集は面白いものではない。この写真集を買うこともないだろう、悪趣味だからだ。でも毎年集められたこれらの写真を見なくなるという事もないだろう。
何故ならば、答えは見つからなくとも、可能性はこれっぽちも無いかもしれないけれど、けど現実はいつまでも直視しなくてはいけないからだ。

写真はこの世界の一面を見せてくれる。そしてそれを見ることは自分への戒めとなる。暗いし悲しくなるから見たくないのはすごくわかる、でもそうやって見て見ぬふりをしてきたからこそ今、様々な悲しい出来事が目の前でおきているのではないだろうか。

今年度は124カ国、約4千人のカメラマンが応募し集まった作品数は6万点を超えたらしい。世界ではこの一年間でこんなことが起きた、自分の一年はどうだった?そう振り返ることができたら良いのではないだろうか。

立命館アジア太平洋大学では11月の19日まで開催されている。多くの人が訪れるよう願う。
posted by とうごサン at 19:33| 大分 ☀| Comment(10) | TrackBack(5) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月04日

■民主主義?

アメリカ大統領選の結果が出た。今回は記録的な投票者数らしくアメリカ人の関心がいかに高かったのがわかる。


民主主義平和論というのがある。それは要するにより多くの国々が民主主義になれば世界に平和が訪れるといったもので、実はこれには問題がある。なぜかというと、この民主主義というものの定義自体が非常に困難で、使い方によっては「何でもあり」になってしまうからだ。

何よりも僕は民主主義こそが人間社会の基本にあるべきだと思っている。しかしこれは政治的なシステムの話ではなく、上に立つ人間一人一人の中にある心が民主主義的であるべきだと思っているということだ。人の上に立つということは要するに、民のために自分を捧げるということで、この場合システムがどうであれ「良き指導者」として最大限の努力をすれば良いと思っている。そういう事だ。

テロ対策の指導力を評価されたブッシュ、彼はまた良き指導者なのかもしれない。

しかし、グローバル化している世界基準で見れば彼は一部の民のことしか頭にない指導者ということになる。

アメリカの民はこの認識の間で分かれたのだ、そして最終的にアメリカの民に語りかけたブッシュに軍配が上がった。今はただ、世界に出来上がってしまった溝がこれ以上深くならないよう願うばかり。

「God Bless Humanity!」
posted by とうごサン at 17:55| 大分 ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | 何でもニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。